プラレール博 in TOKYO、行って来ました!
5月2日、3日(2日間!)、プラレール博に行って来ました!今回はそのレポートです。
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今年はプラレール50年の歴史を振り返るコーナーがあります。幼少の頃に遊んでいた懐かしいプラレールを見れるか、特に楽しみです。
そして、プラレーラーとして覚醒(!)してから初めてのプラレール博最大の目的は、あるイベント限定アイテムのゲット。果たして目的のアイテムは本当に売っているのか!?
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池袋のいつものサンシャインシティに到着です。2日、3日両日とも天候も良くて、、というより夏のような日差しで暑すぎでした(@_@;;
会場前の大型パネルです。C12蒸気機関車とN700系が今年の主役、ですね。
いよいよ会場に入ります!ここで入場記念品のN700系パンタ無し中間車をもらいました。会場内はだいぶ賑わっています!
実は4月29日に一度行こうとしたのですが、入場するのに2時間近く並ぶ列ができていて、あきらめて帰りました。しかしこの5月2日、3日は並ぶことなく入場できました。スタッフの方によると、どうやら4月の最初の休日が最も混雑して、5月に入るとだいぶ落ち着いてくる、毎年そういう傾向だそうです。
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プラレールの歴史を学ぶ
最初のコーナーは、プラレール50年の歴史を振り返る「プラレール歴史箱」!
年代別に歴代のプラレール車両が展示してありました。
最初は'60~'70年代。
はい、このあたりの車両は確かに懐かしい感じがします。上の写真の手前の新幹線には覚えがあります。幼稚園か小学生の頃、確かにこれで遊んでいましたよ!
当時のエピソードとしてこんなのがあります。プラレール好きの子供のいる近隣の3世帯がそれぞれのプラレール資産を持ち寄り、「3世帯合同大プラレール大会」をやったのです。1世帯のプラレール資産にはやはり限界があります。ところが3世帯分持ち寄るとそれなりのボリュームを実現できます。1世帯では成し得なかった巨大レイアウトが、居間からはみ出して、寝室からダイニングキッチンまで、家中に展開されました。新幹線が5~6編成走っていたと思います。今でもこのエピソードを覚えているくらい、我々子供たちはきっと大興奮していたのでしょう。モチロン、父親たちが最も率先してレイアウトを広げていったのは言うまでもないことです。
もう一つのエピソードを。上の写真奥の方には電気機関車とそれに引かれるコンテナ車、タンク車があります。確かこのセットを-ちょっと記憶が定かではありませんが-いずれにせよ「電気機関車のセットをください!」とサンタクロースにお願いしたのですが、、実際に届いたクリスマスプレゼントはDD51ディーゼル機関車のセットでした。“サンタクロース”は間違えてしまったのです。私はかなり落胆しました。そしてこのことをきっかけに、どうやらサンタクロースは実在しないらしいことを知ったのです(笑)
<2009.5.7追記>その電気機関車やDD51ディーゼル機関車のセットは、「プラレール博物館」さんのWebサイトで見ることができます。こちらのページで紹介されている「EF-15でんききかんしゃ」-もしくは「EF-58でんききかんしゃ」だったかもしれません-をねだったのですが、実際に買ってくれたのは「DD51ディーゼルきかんしゃ」だったわけです。
このギンギラの「電車」にも覚えがありますね。当時地方都市に住んでいた私にとって、電車=東京というイメージでした。その中でもこのギンギラ電車は特に都会的な印象に思えて、お気に入りの一つだったと思います。
次は'80年代です。
'80年代以降は、さすがにプラレールを“卒業”してしまっており、覚えのあるプラレールというのはありません。(去年再びこの世界に戻ってくるまでは・・・。)
新幹線は既に100系が登場していますね。
ちなみに、プラレールを卒業した私は自然にNゲージに興味を持ち始めました。しかし、(1)なんたって高い、(2)レイアウト(ジオラマ)作りこむとなると、手間ひまがかかりすぎて自分の手には余った、この2点から結果的にNゲージには手をださずじまいでした。このときもしNゲージに手を出していたら、、いまになってプラレールをやることにはならなかったかもしれません。
続いて'90年代。
JRが発足し、実車のバリエーションが増えていったのに伴いプラレールも様々な車種が登場し始めた、ということでしょうか。初代のぞみ300系新幹線が登場してますね、時代は刻々と進んでいます。あと、海外勢のTGVとユーロスターが目を引きます。
最後に'00年代。
リアル化が一気に進行しています。新幹線は700系の時代に。。
次は新旧情景部品の比較です。
昔の情景部品。
最近の情景部品。
こうして比べると、最近は都市的な情景が増えていることと、それとあいあまってグレーをベースとしたリアル指向が進んでいるのがよく分かります。リアル指向はよいのですが、都市の情景だけでなく、ローカル線に似合うような風情ある情景もリリースして欲しいと思います。50周年記念セットのアーチ橋のような方向性には期待できますね!合わせて、立ち木や並木、架線、電柱や信号機等の単体発売、復活してくれないかなぁ。
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初代「プラスチック汽車レールセット」と最新「C12蒸気機関車アーチ橋とレールセット」
50周年ロゴとともに、高級宝飾品のようにガラスケースに入って、初代「プラスチック汽車レールセット」と、最新「C12蒸気機関車アーチ橋とレールセット」の登場です!
プラ汽車セット。よくぞ現物が残っていましたね!全てはここから始まったのです。人類の祖先の化石でも見ているような感覚にとらわれました。
なんだかもうすっかり馴染みの50周年記念セット。これ↑↓でもおなじ規格同士だというのはやはり面白い事実です。
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恒例!巨大レイアウト
さてさて、プラレールのトンネルを抜けて進むと・・・
今年も日本列島をかたちどった巨大レイアウトが出現しました!
と、、、
Pくん?プラちゃん?が子供たちと記念撮影をしていたよ。こっちのカメラにも気さくにポーズを取ってくれたよ(^_^)
・・・巨大レイアウトに戻りまして、最初は北海道エリアから。
大通公園に巨大なプラキッズ雪像・・・コワイっす(^_^;
雪像の足元には沢山の観光客?スタッフ?がいらっしゃいます。
続いて東北・関東エリア。写真は北海道側からの眺め。高架レールの東北新幹線が背骨のように伸びています。
サンシャインシティ、東京タワーがあります。
東京タワーの周りを長編成のN700系が行きます。
江ノ島。
中部エリアです。
富士山の麓を先ほどのN700系の編成が進みます。写真を撮っているときには気付きませんでしたが、名鉄モ510形がしっかり走っていました。
関西・中国・四国エリア。写真左の2連×2つの大鉄橋は瀬戸大橋ということですね。
大阪城から南海ラピートが顔を出しています。(構図もっと考えればよかった。。)
金閣寺を背景にN700系がひた走る。
下の写真は山陰側より。厳島神社の鳥居、のようです。奥の赤の大鉄橋群は瀬戸大橋。
最後に九州エリア。
福岡ドームと「かもめ」。
東京からやってきたN700系は、関門海峡を越えて博多到着目前です。このN700系が走る東海道・山陽新幹線を表す巨大な複(々)線のレーンは、関東エリア~九州エリアまでずーーーっと繋がっていました。
日本縦断の旅、お疲れさまでした。九州側からのレイアウト全景です。このBlogではいつも1m×2m程度に収めるレイアウトを作っていますが、んー、やっぱり大きいレイアウトでガンガン走らせるのもやってみたい気がしてきました。
これだけあると電池の交換だけでも大変です。スタッフさんは常にどれかの電池を換えていました。
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新製品情報!
いよいよお待ちかねの新製品の展示がありました。
新たに定番入りした「サウンドN700系新幹線」と新しいパッケージの東北新幹線セット。これらは既にカタログに載ってますね。「2000番台つばさ」の特徴ある“目”がうまーく表現されていました。
そしてそして、「いっぱいつなごうEF200とタンク車セット」と「トミカと遊ぼう!オート踏切ステーション」。タンク車はカラーもリアルに塗り分けられていてなかなかよろしげです。
そして、苦労が偲ばれるオート踏切ステーション・・・う~むぅ。
トーマスコーナーとなりますが、なかなか楽しげな「ぐらぐらつり橋セット」。
動画でご確認ください。
リアル指向なレイアウトへの利用は難しそうですが、でもちょっとほしい(^^)
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小田急電鉄のレイアウト
物販コーナーの脇で、プラレール博協力の小田急電鉄が鮮やかなレイアウトを展示していました。
赤くもえる山々の麓をVSE 50000が行きます。
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以上、プラレール博 in TOKYO 2009でした。
帰るころには少し日が傾き始めていました。
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