北東北プラレール (レイアウト No.15)
前回はちょーっと趣向が変わってしまいましたが、今回は通常モードです。ご安心を(笑)
今回のレイアウトは北東北の秋をイメージしたものです。タイトルはそのまま「北東北」。制作日は2010年10月16日。
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東北新幹線はやて
東京駅から青森県の八戸駅を結ぶ東北新幹線、E2系はやて。もう約1ヵ月後ですが、2010年12月4日には新青森駅が開業、延伸が決定しています。プラレールでも新青森延伸を記念したはやてのセットが発売されるようですね。
八戸駅へ到着しました!在来線にははやてと接続するスーパー白鳥が停車中です。
八戸駅は、新幹線ホーム全体が雪除けのためのドーム上の屋根(スノーシェルター)で覆われています。レイアウトでは、まる型のクリアードームでそのイメージを表しました。
スーパー白鳥
スーパー白鳥789系は、東北新幹線の終着である八戸駅より、青森駅を経て、さらには青函トンネルを通り北海道の函館駅までを繋ぐ、JR北海道の運用する列車です。東北新幹線の新青森延伸後は、新青森-青森-函館を結ぶこととなるようです。
青森駅は全ての番線が行き止まりとなっています。スーパー白鳥のように八戸から着いて函館へ発つような列車の場合、スイッチバック方式で出発することとなります。
秋田新幹線こまち
秋田新幹線は、東北新幹線盛岡駅より分岐し、秋田駅までを繋ぐいわゆるミニ新幹線です。E3系こまちは、東京駅-盛岡駅間はE2系はやてと連結して、東北新幹線の新幹線専用路線を走ります。盛岡駅-秋田駅間は、分離して在来線(田沢湖線・奥羽本線)の路線を通ります。
この度調べて分かったのですが、秋田新幹線の在来線区間(田沢湖線・奥羽本線の区間)は単線区間が多く、同区間を走る在来線列車との列車交換のための“待ち”が発生するのだそうです。(※単線ですれ違うために、駅などで対向列車の到着を待つ必要が発生する。)「新幹線」と名は付いていても、ローカル線の雰囲気も持ち合わせていそうですね。
レイアウトでは秋田駅前の高層ビルをイメージしています。(東口なのか?西口なのか?それは自由に想像してください。)
リゾートしらかみ
リゾートしらかみは、秋田駅より、日本海側の奥羽本線および五能線を経て、青森駅までを繋ぐ観光列車です。その名が表すように、世界遺産「白神山地」へのアクセスを目的とした列車です。
リゾートしらかみ「青池」が、こまちが停車中の秋田駅に入線してきました。
リゾートしらかみには、「青池」、「橅(ブナ)」、「くまげら」の3編成があります。その内の「青池」がプラレール化されています。
さて、こまちからリゾートしらかみに乗り換えて、秋の白神山地を楽しみに行きましょう!
鉄橋を渡るリゾートしらかみ。この「小さな鉄橋」は逆さまにも組めるリニューアル版ですよ。
この季節の白神山地では、ブナの原生林の美しい紅葉が見れるそうです。
リゾートしらかみの運行される実際の五能線は、日本海岸を走り、白神山地内を通るわけではありません。また、列車の車窓から白神山地の眺望が楽しめるのかどうか、今回確認できませんでした。レイアウトはあくまでもイメージということで。。
リゾートしらかみが紅葉の中を進みます。(※これは自分的に今回のベストショット。)
世界遺産「白神山地」は、是非是非訪れたいところの一つです。
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最後にちょっと追加シーンです。
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・・・ところで、今回登場の列車たちは、引退が決まっているものばかり。。
「E2系」は2015年頃までには全て「E5系」に、「E3系こまち」は2014年頃までに全て「E6系」に置き換えられることが決まっているそうです。E5系+E6系はそれはそれで楽しみなところです。(きっとプラレールでも「E5系&E6系連結セット」が発売されることでしょう!)
「リゾートしらかみ「青池」編成」は、東北新幹線新青森延伸に合わせてか、2010年12月4日には「HB-E300系」というハイブリッド気動車に置き換えられるそうです。(鉄道の世界にも「ハイブリッド」が登場するのですね。)
JR北海道のスーパー白鳥789系は、いまのところ置き換え予定は無いようです。
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レイアウトの鳥瞰です。
当ブログのレイアウトはどうも「線が細い」ような傾向があるように思いましたが、今回のはよくもわるくも比較的無骨に仕上がったように思います。
レイアウト奥側の高架は4階建てで、3、4階部分に「はやて」の走る東北新幹線レーンがうねうねしています。
右側の2階部分には秋田新幹線レーンがあり、右上-左下の斜めラインで地上に下りて、手前の「秋田駅」に入線しています。
高架の左側部分の1、2階にはスーパー白鳥の走る東北本線のレーンがあります。地上階は青レールで「八戸駅」の左側に接続、「八戸駅」右側からはカーブで昇りながら、グレーレールで構成された2階に繋がっています。地上階、2階ともターンアウトレールでのUターン構造をしていて、全体として地上階と2階とを往復するような構成です。
レイアウトの手前側の赤と黄色のレールで構成されるのは、「リゾートしからみ」の走る奥羽本線・五能線のレーンとなります。
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今回のレイアウトもちょっとあやしいものとなっています。赤と黄色のリゾートしらかみのレーンを見ると、、右側は通常のカーブで半円が描かれていますが、左側は、S字3つとUターンレールとで構成されています。左右方向については、「秋田駅」右側に「ジョイントレール」を用いることでS字を1つ解消しているので問題ありません。問題は奥行き方向で、半円、つまり直線レール2レール分を、S字3つ+Uターンレール(=複線)で対応させている状態です。
しかしこのレイアウトはおそらくありです。
このレイアウトで何が起きているのか、いずれ解説してみたいと思います。
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紅葉の季節。われわれも出掛けましょう!
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<2011.10.15追記>
動画2つ追加しました!
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